top of page

弦と屋根雪

ぼろんと窓べで

弦が弾かれた

神様のゆびが

動く朝


白が 透明にかわる時

うまれる音楽があることを


思いだす

あの壁に在った

ここまで連れてきてくれた言葉

”音は我を捨てた時

 本来の響きを奏でるもの也”


貴方の居場所 この鉄板の上じゃない

土へ辿りついて

屋根雪

 

貴方の歌

命の組織液

めにしみた朝


Kommentare


最新NOTE
 
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page