

春分け
また花びらのような雪 とおい海のそこで しんだサンゴのかけらが ここに降ってきて つもっているように思われた 同時に視界のすみの方から …こころを冬に とどめてはならない そう言い残す声がして 背中を汚した路肩の雪が 濡れた影に、変わりはじめた わたしは、花の陰に行く...
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2016年3月22日


この場をおかりして
童話集販売店さんへいきますと、 この本をお手にとってくださる方々のことや、 お問い合わせくださる方々のお話をうかがいます。 また、おひとを介して、 ご感想をいただくことがあります。 そのほとんどで 直接お礼を言うことが叶いませんが、...
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2016年3月13日


3月
わたゆきのまばたき ちかり、ちかり あかるいひかりのなかで うつくしくて なみだひかっているのか ほほえんでいらっしゃるのか ただ しずかにお話をした どうぞこちらへ いらしてください いまは 硬いゆきしかない このようなお庭でもよろしければ もうすこししたら、そこの木...
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2016年3月12日
花
宿題に目をまわす深夜。 パソコンにはられた桃色の付箋たち。 やらねばならぬ、あれこれの落書き…。 その一枚が、ひらっと、はがれて落ちました。 みると、さくらの花びらでした。 その後を生きる誰かのための 土になれよと、放つ花びら。 わたしたちの宿題。...
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2016年3月2日




















