高橋リサ
2021年1月9日
『いってらっしゃい、どこへでも』道新夕刊コラムNo.24
北海道新聞夕刊みなみ風コラム<立待岬>2021年1月8日掲載 2021年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 これまで頂いた沢山の愛情を、どうお返ししていけるだろうと思います。すぐに曇ってしまう心の埃を吹き飛ばしてくださる日々の出会いと空間に…感謝致します。...
高橋リサ
2020年10月25日
『村の太陽になる』道新夕刊コラムNo.23
北海道新聞夕刊みなみ風コラム<立待岬>10月23日掲載 誰かを照らすために、励ますために、こどもたちが、じぶんの生きている時間をつかおうとした。音楽を選んだ。太鼓を選んだ。その響きが今も、引き継がれて。 震災十年を前に、岩手の三陸から、七飯にこようとしている。困難はあるが。...
高橋リサ
2020年8月17日
『滴る水のように』道新夕刊コラムNo.22
8/17道新夕刊みなみ風コラム『立待岬』掲載、有難うございます。 高校の頃の修学旅行。あの年の行き先に入れられた、広島。先生達の願いが焼きついたこの胸で生きている。そして、何かしなきゃ、運動、活動を、と焦る。その心の波が立つたびに、今度は師匠の声が私を抑える。滴る水のように...
高橋リサ
2020年6月8日
『星の数ある物語と』道新夕刊コラムNo.21
6/8道新夕刊みなみ風コラム『立待岬』担当日でございました。一寸先さえ、ともせるかどうか、やっとの言葉です。でも、この言葉さえ、その9割は、お人からいただき、お人からお預かりした言葉であることを、わすれることは、できません。残り1割は、日本語…という祈りの型です。 ...
高橋リサ
2020年4月4日
『くちもとに、キャンバス』道新夕刊コラムNo.20
人にお会いして、必ず最初に話題になる、マスクの話。どこで買ったの、ではなくなった。何で作ったの、どうやって作ったの、●●君らしいね、お母さんお裁縫上手だ…。そんな会話を、今日も楽しみに。 ※記事をそのまま掲載できませんため、文のみ転載しております。いつも有難うございます。...
高橋リサ
2020年1月25日
『川田龍吉、男爵いもの父』道新夕刊コラムNo.19
(北海道新聞 夕刊みなみ風 リレーエッセイ「立待岬」2020年1月25日掲載) 『川田龍吉、男爵いもの父』 男爵いもの父「川田龍吉」。今、安らかにトラピスト修道院信徒墓地に眠る。土佐郷士に生まれた男だが、北海道の土を愛し、その黒土の一部になる如く、此処を終生の地とした。...
高橋リサ
2019年12月13日
『或るガイドの話から』道新夕刊コラムNo.18
小さかったあのとき・・風物は三人称じゃなくて、わたしそのものだったきがする。いつからか、自分のいる場所に根をおろすのにも、意思と覚悟が必要になってしまっていた。故郷が好きだからこそ、故郷の記憶・歴史を語る方々もきっといらっしゃる。そして、故郷を語る活動を通して、土地との関係...
高橋リサ
2019年10月2日
『後輩ケンジへ、 石川啄木拝』道新夕刊コラムNo.17
命日は、ことばが、息を吹きかえす日。 文学館長の一言は、一夜をやさしく包んでくれた。 しんではいない、なくなってはいない。 (北海道新聞 夕刊みなみ風 リレーエッセイ「立待岬」2019年9月30日掲載) 『後輩ケンジへ、 石川啄木拝』...
高橋リサ
2019年8月3日
『ほしまつりに想う』道新夕刊コラムNo.16
道南たなばた。前月7日、わがやにも、たくさんのこどもたちが来てくれ、用意したお菓子が早々に売り切れました・・。変化しながら続いてきた、ふるさとの風習。いっそう美しい形で、残されていくことを願っています。 (北海道新聞 夕刊みなみ風...
高橋リサ
2019年4月27日
『啄木忌』道新夕刊コラムNo.14
4月13日は、石川啄木さんの命日。 「東海の 小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」 函館を愛してくださって、ありがとうございます。 故郷にいたくってもいられない時代に、その歌は光ります。 (北海道新聞 夕刊みなみ風...